繩暖簾なわのれん)” の例文
新字:縄暖簾
一太の家は、千住から小菅の方へ行く街道沿いで、繩暖簾なわのれんの飯屋の横丁を入った処にあった。その横丁は雨っぷりのとき、番傘を真直さしては入れない程狭かった。
一太と母 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)