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縦令
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よしや
ふりがな文庫
“
縦令
(
よしや
)” の例文
旧字:
縱令
袂
(
たもと
)
を分つはたゞ一瞬の
苦艱
(
くげん
)
なりと思ひしは迷なりけり。我身の常ならぬが漸くにしるくなれる、それさへあるに、
縦令
(
よしや
)
いかなることありとも、我をば
努
(
ゆめ
)
な棄て玉ひそ。母とはいたく争ひぬ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
「否、かく衣を更め玉ふを見れば、何となくわが豊太郎の君とは見えず。」又た少し考へて。「
縦令
(
よしや
)
富貴になり玉ふ日はありとも、われをば見棄て玉はじ。我病は母の
宣
(
のたま
)
ふ如くならずとも。」
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
縦令
(
よしや
)
我身は
食
(
くら
)
はずとも。それもならずば母の言葉に。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
縦
常用漢字
小6
部首:⽷
16画
令
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“縦”で始まる語句
縦
縦横
縦縞
縦横無尽
縦覧
縦様
縦穴
縦皺
縦坑
縦孔