縁側ゑんがは)” の例文
ふとした拍子ひやうしに、縁側ゑんがは障子しやうじ硝子戸ガラスどごしにえた竹村たけむら幼児えうじに、奈美子なみこはふと微笑ほゝゑみかけた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
赤硝子戸、赤き卵の累々るい/\とつまりたる函縁側ゑんがはに見ゆ
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)