つむぎ)” の例文
一 女は常に心遣こころづかひして其身を堅くつつしみまもるべし。朝早く起き夜は遅くね、昼はいねずして家の内のことに心を用ひ、おりぬいうみつむぎおこたるべからず。又茶酒など多くのむべからず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
婦人が内を治めて家事に心を用い、織縫うみつむぎ怠る可らずとは至極の教訓にして、如何にも婦人に至当の務なり。西洋の婦人にはややもすれば衣服裁縫の法を知らざる者多し。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)