綿埃わたぼこり)” の例文
その鈍い動きが動くにつれて立つる音から、古びた綿埃わたぼこりの渦のような、また絨氈じゅうたん臭い、そして高まる神秘性の何かの綜合音が感じられた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)