“綾目(あやめ)” の例文
ジャンの目はすこしずつあかるくなって、綾目(あやめ)が見えるようになってきました。
かたわ者 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
ここからは決して煉瓦の綾目(あやめ)が見えないのに今夜はどうしたのだ。と私はふしぎにそれを見つめた。夜は更け沈んでゐた。その塔の頂は殆んど水のやうな深い空氣と星ぞらに限られてゐた。
蒼白き巣窟 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
かねて知り、綾目(あやめ)うするゝ北の国。
小曲二十篇 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)