絹緞けんどん)” の例文
まだ羅紗と、絹緞けんどん翡翠ひすいの梱包が半分以上残っているが、この風と玄海丸の船腹では積切れまいし、こっちも実はこの風が惜しいばかりでなく、非常に先を急ぐのだから、向うの海岸に卸しておく。
名娼満月 (新字新仮名) / 夢野久作(著)