“絶崖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がけ50.0%
ぜつがい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、わずかに一町ばかり、はやく絶崖がけの端へ出て、ここを魚見岬うおみさきとも言おう。町も海も一目に見渡さる、と、急に左へ折曲って、また石段が一個処ある。
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
なにぶんひどい闇で一寸先も判りませんが、床板一枚の下は、数丈の絶崖ぜつがいということだけは、遥かに聞える水音で判ります。