“細鎖（ほそぐさり）” の例文
と、その者は、手に持っている分銅（ふんどう）付キの細鎖（ほそぐさり）で、双互の間を分けへだて
新・水滸伝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
気味の悪い注意の下に、彼の手には、首輪の細鎖（ほそぐさり）があずけられた。
私本太平記：01 あしかが帖 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)