“紅幇”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
コーハン	50.0%
ホンパン	50.0%

コーハン

そうです、青幇や紅幇（コーハン）を、向うへ廻わして戦い得る者は、私以外には無いのですから。

さまよう町のさまよう家のさまよう人々 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

「じゃァ青幇（チンハン）か紅幇（コーハン）か、白幇（ハクハン）か黒幇（コクハン）の連中だな」

さまよう町のさまよう家のさまよう人々 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

ホンパン

こんなことは青幇（チンパン）に嘱している、僕という人間には普通のことだし、又、紅幇（ホンパン）に嘱している、宋思芳にとっても茶飯事なのだからね。

鴉片を喫む美少年 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

青幇（チンパン）、紅幇（ホンパン）という秘密結社の、その紅幇に嘱している、女班の利者（きけもの）の一人なのだ。

鴉片を喫む美少年 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

“紅幇”の解説

紅幇（ほんぱん）は、中国の秘密結社。同時期に存在した青幇と対のようにいわれる民間発祥の秘密結社である。
広義の紅幇は哥老会と天地会の2つの幇会の総称となっているが、狭義には長江中下流域の哥老会に限定して呼ばれる場合が多い。
(出典:Wikipedia)

紅	常用漢字 小６ 部首:⽷ 9画
幇	漢検1級 部首:⼱ 12画