“紅傘”の読み方と例文
読み方割合
べにがさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白紙のように降りたはとむれが、飴屋あめや紅傘べにがさにほこりを舞わせているのみ、かれの血走った目にチラついて、鳩ならぬ丹頂の逃げ足——お粂の姿は見当りません。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)