“糸繭”の読み方と例文
読み方割合
いとまゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「でございますが、昔のお政治は、百姓は仰せの通り、活かさず殺さずのお慈悲でございましたが、近年は全く活かさず——活かさずだそうでございまして、糸繭いとまゆは売れず、税金は高し、思えばお百姓も哀れなものでございます」
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「八王子は糸繭いとまゆがようござる」
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)