トップ
>
粗木
>
あらき
ふりがな文庫
“
粗木
(
あらき
)” の例文
粗木
(
あらき
)
のテーブルの片隅に置かれてあるあぶら蝋燭の光りを頼りに、一人の男が書物に何か書いてあるのを読んでいた。
世界怪談名作集:04 妖物
(新字新仮名)
/
アンブローズ・ビアス
(著)
粗木
(
あらき
)
の膳棚の中に食べおわった五人分のめし茶碗が押しかさねられ、長い食卓の上には食べかけになっためし茶碗と椀が四人分、いずれも飯や味噌汁をつけ
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
家をつくり、塔を組む、番匠なんどとは事變りて、これは
生
(
しやう
)
なき
粗木
(
あらき
)
を削り、男、女、天人、夜叉、
羅刹
(
らせつ
)
、ありとあらゆる
善惡邪正
(
ぜんなくじやしやう
)
のたましひを打ち込む面作師。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
粗木
(
あらき
)
づくりの腰掛に。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
家をつくり、塔を組む、
番匠
(
ばんしょう
)
なんどとは事変りて、これは
生
(
しょう
)
なき
粗木
(
あらき
)
を削り、男、女、天人、夜叉、
羅刹
(
らせつ
)
、ありとあらゆる善悪邪正のたましいを打ち込む面作師。
修禅寺物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“粗木”で始まる語句
粗木綿