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粗忽
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そゝっ
ふりがな文庫
“
粗忽
(
そゝっ
)” の例文
杢「あゝ、まだ用があるよ、おい/\
其方
(
そっち
)
へ行っちゃアいけないよ、アラ垣根を跨いで出て行ってしまった、
粗忽
(
そゝっ
)
かしくって仕様がない」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
飯「ほウ相川
新五兵衞
(
しんごべえ
)
が、又医者でも頼みに参ったのかも知れん、いつもながら
粗忽
(
そゝっ
)
かしい爺さんだよ、まア
此方
(
こちら
)
へ通せ」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いや柏手じゃア無かった
粗忽
(
そゝっ
)
かしくッて
宜
(
い
)
い、南無妙法蓮華経/\/\
南
(
な
)
ア
無妙
(
んめ
)
ウ法蓮華経もし
一寸
(
ちょっと
)
様子が
好
(
い
)
いじゃアありませんか別嬪ばかりずうっとさ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
久「そうだった、
粗忽
(
そゝっ
)
かしいから仕方がねえ、明樽はござい/\」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
忽
漢検準1級
部首:⼼
8画
“粗忽”で始まる語句
粗忽者
粗忽千万
粗忽家
粗忽屋