籠樊ろうはん)” の例文
而して病雀籠樊ろうはんに在り宿志未だ伸びず其備後におくられし所以は以て彼が冲霄ちゆうせうの志を抑留し漸く之を馴致せんが為めのみ。而も彼れ奚ぞ終に籠中の物ならんや。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)