トップ
>
籘
ふりがな文庫
“籘”の読み方と例文
読み方
割合
とう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とう
(逆引き)
剃刀はありふれた床屋使ひの品、
柄
(
え
)
のところに
籘
(
とう
)
を卷いて、
磨
(
と
)
ぎ減らしてありますが、なかなかよく切れさうです。
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
門口より見るに、土間の中央に
籘
(
とう
)
を折り
加
(
く
)
べて火を燃やし、大いなる鐵の
銚
(
なべ
)
を
弔
(
つ
)
りたり。その下に火を吹く童ありて、こなたへ振り向くを見ればピエトロなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
盆前よりかけて暑さの時分をこれが時よと大汗になりての勉強せはしなく、
揃
(
そろ
)
へたる
籘
(
とう
)
を天井から釣下げて、しばしの手数も省かんとて数のあがるを楽しみに
脇目
(
わきめ
)
もふらぬ様あはれなり。
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
籘(とう)の例文をもっと
(4作品)
見る
籘
部首:⽵
22画
“籘”を含む語句
蓆籘
行籘
重籘
“籘”のふりがなが多い著者
樋口一葉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
野村胡堂