“簔”の読み方と例文
読み方割合
みの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは、現代の忍術であり、現代の隠れみのであろう。この意味で、変身願望はまた「隠れ簔願望」にもつながるものである。
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
余談ではあるが、先日田舎いなかで農夫の着ているみのを見て、その機構の巧妙と性能の優秀なことに今さらに感心した。
日本人の自然観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
モウ年をっちまって仕様がねえだ、わけえ時分に一緒に松戸のくちへ通う時分にゃア一晩でも女郎買じょろうけえをしねえと気が済まねえで、一度などは雨が降った時にみのを着て往った事が有ったが