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簑虫
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みのむし
ふりがな文庫
“
簑虫
(
みのむし
)” の例文
旧字:
簑蟲
すると私のすぐ眼の前に突き出ている小枝に
簑虫
(
みのむし
)
のぶら下がっているのが眼に付いた。それはこの虫としてはかなり大きいものであった。
小さな出来事
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
久「お前の
傍
(
そば
)
に芋虫のごろ/″\してはいられねえが、えゝ……
簑虫
(
みのむし
)
を
着
(
き
)
草鞋虫
(
わらじむし
)
を
穿
(
は
)
き、と」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其等
(
それら
)
は所謂文明の手に
蠅
(
はえ
)
の如く
簑虫
(
みのむし
)
の
宿
(
やど
)
の如く払いのけられねばならぬのであろうか。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
亀親方に言って、また一日
簑虫
(
みのむし
)
のようにくるまってしまった。
醤油仏
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
簑
漢検1級
部首:⽵
16画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“簑”で始まる語句
簑
簑笠
簑箱
簑七
簑作
簑蟲
簑鞘
簑笠姿
簑田平七正元