簇擁ぞくよう)” の例文
やがて、戦場をうしろに、新野のほうへ引きあげて行くと、彼方から一輌の車をおし、簇擁ぞくようとして、騎馬軍旗など、五百余の兵が近づいてくる。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
佩環はいかんのひびき玉沓ぎょくとうの音、簇擁ぞくようして門内へ入った。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)