“管槍”の読み方と例文
読み方割合
くだやり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
繰返し、繰返し、槍の長さとか、穂の長さとか、得手は、管槍くだやりか、素槍すやりか、とか、いろいろ聞いて参ったそうだ。江戸よりの下り道であろう。
寛永武道鑑 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
今まで、ひとり天下で、何を当てともなく、捲いていた管槍くだやりのやり場を、この屏風に向って集中し
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
と、手の管槍くだやりを地に突いて振返った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)