“管待(もては)” の例文
匂いの高いものは鼻に附くようになると嘔吐(むかつ)くほどイヤになるもんで、美妙斎の文章の新味も余り香気が高過ぎたので一時は盛んに管待(もては)やされたが
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
第一、美妙斎には限らないが、少年名を成すは第一の不幸で、美妙斎は余り早くから世間に管待(もては)やされ過ぎた。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
椿岳の画が俄に管待(もては)やされ初(だ)して市価を生じたのはマダ漸(ようや)く十年かそこらである。その市価を生じた直接の原因は、商売人の咄(はなし)に由(よ)るとやはり外国人が頻(しき)りに感嘆して買出したからであるそうだ。