等族とうぞく)” の例文
中世の封建的な等族とうぞく国家でも、民族意識が現実の力を持つ契機けいきはなかったので、中世の神聖ローマ帝国や封建的身分社会が崩壊したあとで
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
中世の封建国家や等族とうぞく国家を経て近代国家が成立し、更にその近代国家が、専制国家から立憲国家の段階を経て大衆的民主国家となり、さらに現代国家に発展した過程の中に
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
ブルジョアとプロレタリアの絶対的宿命的な闘争を説くマルクス=レーニン主義はその最も尖鋭せんえいなものだが、僧侶そうりょや貴族などの中世的等族とうぞくの支配を主張するシュペングラーのごときも
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)