筆套ひっとう)” の例文
怪庵、筆にかぶせてある銅の筆套ひっとうを抜き、指のさきにて筆の穂をいぢりながら、善く書けさうだな、といふ。
明治卅三年十月十五日記事 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)