端書はしが)” の例文
鶴見が受合って、印刷させて、和綴わとじの小冊子が出るようになった。端書はしがきも添えておきたいという。鶴見が代筆をして、一枚ばかり俳文めいた文章を書いた。
「この端書はしがきがあまりに身にしむ文章なんでございますもの」
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)