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竪琴
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ハープ
ふりがな文庫
“
竪琴
(
ハープ
)” の例文
上衣は、太陽、月、星などの模様に、
提琴
(
フィドル
)
、
横笛
(
フリュート
)
、
竪琴
(
ハープ
)
、
喇叭
(
トランペット
)
、
六弦琴
(
ギター
)
、そのほか、いろんな珍しい楽器の模様を交ぜています。
ガリバー旅行記
(新字新仮名)
/
ジョナサン・スウィフト
(著)
のみならず、あるいは気のせいかは知らないけれども、なんとなくその形が、
竪琴
(
ハープ
)
にも似ているように思われるのだった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ストーヴの傍にいた家族の者らしい老夫婦が、ヴァイオリンと
竪琴
(
ハープ
)
とでそれに和した。私はエビス・ビールが我慢出来なかったので、酒台のところに立って
火酒
(
ウォトカ
)
を飲んだ。
ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
世界をめぐってふるえる
竪琴
(
ハープ
)
の調べのなかでわれわれに戦慄をあたえるものはその強調である。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
今やその表紙に
竪琴
(
ハープ
)
を、扉の口絵にはロセッティなどの絵をのせた姿を消すこととなった。
婦人と文学
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
▼ もっと見る
食事が終るに先立って、美しいコト(日本の
竪琴
(
ハープ
)
)が二面持ち込まれ、畳の上に置かれた。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
老年ではあったが彼女は、なお
竪琴
(
ハープ
)
をいつも弾じていて、それもきわめて巧みに弾じた。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
黄昏は枯木が抱いてゐる
竪琴
(
ハープ
)
天の狼
(新字旧仮名)
/
富沢赤黄男
(著)
「いいえ、
竪琴
(
ハープ
)
の前枠に手をかけていて、私は、そのまま
凝
(
じ
)
っと息を
凝
(
こ
)
らしておりました」と伸子は
躊
(
ため
)
らわずに、自制のある調子で云い返した。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「冗談じゃない。音楽は独逸の美術なり——と云うぜ。この館では、あの伸子という女さえ、
竪琴
(
ハープ
)
を弾くそうなんだ」
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“竪琴”の解説
竪琴(たてごと)は、複数の弦を上下方向に張り、各弦が固有の音を出す撥弦楽器の総称。
(出典:Wikipedia)
竪
漢検準1級
部首:⽴
13画
琴
常用漢字
中学
部首:⽟
12画
“竪琴”で始まる語句
竪琴草子