童貫どうかん)” の例文
これはもと都の大官童貫どうかんの邸で家庭教師をしていた者で、根ッからの佞官ねいかん型であるうえに、着任いらいは、私腹を肥やし、権勢をかさに着
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほかに五大臣、また、枢密院長の童貫どうかん、枢密院の全議員、各司庁かくしちょう、司署の長官らが、しいんと、満堂にみちて、彼の口もとをみまもっていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)