“窓帳”の読み方と例文
読み方割合
カーテン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは窓帳カーテンを引きあけもつとはつきり聞かうとした。月の光が窓の上部をとほして射しこんだ、そして古風な部屋の一部分を照した。
窓には窓帳カーテンが引いてあったけれども、ちょうど張った針金が少しゆるんで、上の方に弧形こけいの隙間が出来ていた。内部の話し声は聞えぬけれども、中の様子は逐一うかがい見る事が出来る。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)