“弧形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こけい50.0%
ゆみなり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窓には窓帳カーテンが引いてあったけれども、ちょうど張った針金が少しゆるんで、上の方に弧形こけいの隙間が出来ていた。内部の話し声は聞えぬけれども、中の様子は逐一うかがい見る事が出来る。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
松屋呉服店から二、三軒京橋きょうばしの方へ寄ったところに、表附おもてつき四間間口しけんまぐちの中央に弧形ゆみなりの広い出入口を設け、その周囲にDONJUANという西洋文字を裸体の女が相寄って捧げている漆喰細工しっくいざいく
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)