空阿くうあ)” の例文
三十三年二月四日磐の第三子玄隆げんりうが生れて夭した。ついで五月十一日に長子信一が二十歳にして世を早うした。「灯に独り書を読む寒さ哉。空阿くうあ。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)