空怨そらうら)” の例文
五月中から雨がなく、田はワレて、田植えもできない地方やら、立ち枯れの苗が諸所に見られ、空怨そらうらめしげな農家の声を、つんぼのように、今日の空も、雲さえ見せていなかった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)