“穴山方”の読み方と例文
読み方割合
あなやまがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とみるまに、丘の上は穴山方あなやまがた薙刀なぎなた太刀たちで、まるで剣をうえた林か、はりの山のように、いっぱいにうずまってしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
咲耶子さくやこがふった横笛よこぶえ合図あいずとともに、押しつつんできた人数はかれこれ八、九十人、それにりむかっていった穴山方あなやまがた郎党ろうどうもおよそ七、八十人、数の上からこれをみれば、まさに
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)