“穢惡”の読み方と例文
新字:穢悪
読み方割合
あいあく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何處からともなく吹きまくつて來る一陣の呵責かしやくの暴風に胴震ひを覺えるのも瞬間、自らの折檻せつかんにつゞくものは穢惡あいあくな凡情にせ使はれて安時ない無明の長夜だ。
崖の下 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)