穀物店こくもつみせ)” の例文
喜八にわたし別れてこそは歸りけれさて此喜八は古河吉右衞門が方に十年の年季ねんき首尾能しゆびよつとあげ吉右衞門より金五十兩もらひて穀物店こくもつみせを江戸へ出しけるが二年のあひだに三度類燒るゐせうなし資本もとで
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)