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種姓
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スジヤウ
ふりがな文庫
“
種姓
(
スジヤウ
)” の例文
私の目にうつゝたのは、その帽子の
種姓
(
スジヤウ
)
のよさであつた。その時は、電車がすいてゐたので、その人は帽子をぬいで、片手に持つたのだらう。
戞々たり 車上の優人
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此処に伊勢新九郎長氏の
種姓
(
スジヤウ
)
調べが、一道の光明を与へる。長氏の本貫は、大和とも宇治とも言ふ。
愛護若
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
人馬
(
ニンマ
)
と言ふ名は、此村の真の
種姓
(
スジヤウ
)
を、暗に、示してゐる様に思はれる。何にせよ、石山の生き如来の為に、人として馬の様に働いてから、願泉寺衆をかう称へることになつたのださうである。
折口といふ名字
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
とこよのまれびとが名のりによつて、土地の精霊の名のりを促す形の一つ前の姿は、まれびと自身の
種姓
(
スジヤウ
)
を名のつて地霊を脅かす方法と、地霊の種姓を、こちらから暴露する為方とがあつた。
語部と叙事詩と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
姓
常用漢字
中学
部首:⼥
8画
“種”で始まる語句
種々
種
種子
種類
種種
種痘
種彦
種子島
種族
種板