種好しゅごう)” の例文
其時、近々と仰ぎ奉った尊容、八十種好しゅごう具足した、とわれる其相好が、誰やらに似ている、と感じた。其がその時は、どうしても思い浮ばずにしまった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)