稀腕きわん)” の例文
そのまた弥生が稀腕きわんを見こんで招じ入れた手裏至妙剣しゅりしみょうけんの小魔甲州無宿山椒さんしょうの豆太郎と、〆めて十七人の大家内に、森かげの隠れ家には、それでも賑やかな朝夕がつづいているのだった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)