“秘府”の読み方と例文
読み方割合
ひふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秘府ひふの御書さえ借覧をねがい出るほどであるから、公卿の諸家はいうまでもなく、どんな貴顕の家書でも、大名の蔵書でも
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
医心方はよゝ秘府ひふに蔵儲せられてゐた。そして全書の世間に伝はつたのが安政元年十一月十三日であつたことは、嘗て渋江抽斎の伝に記した如くである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)