神遊カミアソビ)” の例文
譬へば、神遊カミアソビ——神楽——の人長・才男サイノヲの如き対立を生じるが、其には、さうした演劇構造を採る理由があつた訣だ。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其等の中、特殊なものでない限りは、神楽カグラといふ名で、いろ/\違つた芸能をひつくるめてゐる。まづ総括出来る名目を立てれば、「神遊カミアソビ」と言ふ古い語であらう。
神賑ひ一般 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)