神火トンド)” の例文
燃え残った神火トンドの明りで、この石を手にりあげて一つ一つ読んでいたが、旅先の、それも天下に定まる家もなく、一管のペンに一生を托してともすれば崩れがちな自信と戦っている身には
日本文化私観 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)