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祐助
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ゆうすけ
ふりがな文庫
“
祐助
(
ゆうすけ
)” の例文
しかし一晩寝て起きると、またすっかり家の子にもどってしまって、翌朝兄さんの
祐助
(
ゆうすけ
)
君にいろいろと
尋
(
たず
)
ねられた時、覚えず弱音をふいた。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
安積艮斎は抽斎との
交
(
まじわり
)
が深くなかったらしいが、抽斎をして
西学
(
せいがく
)
を忌む念を
翻
(
ひるがえ
)
さしめたのはこの人の力である。艮斎、名は
重信
(
しげのぶ
)
、修して
信
(
しん
)
という。通称は
祐助
(
ゆうすけ
)
である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
とお兄さんの
祐助
(
ゆうすけ
)
さんが笑った。この春
二人
(
ふたり
)
で観桜会へお父さんのお
供
(
とも
)
をしたのである。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
正三君は兄さんが
二人
(
ふたり
)
と姉さんが二人ある。一番上の兄さんはもう
帝大
(
ていだい
)
を卒業して
朝鮮総督府
(
ちょうせんそうとくふ
)
へつとめている。つぎの
祐助
(
ゆうすけ
)
君も来年出る。姉さんは
一人
(
ひとり
)
女学校がすんで、もう一人在学中だ。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
祐
漢検準1級
部首:⽰
9画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“祐助”で始まる語句
祐助兄
祐助君