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磴
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だん
ふりがな文庫
“
磴
(
だん
)” の例文
確に寺の
磴
(
だん
)
へ上ると思って、いつの間にか——これで庭下駄で昇った女に手を
曳
(
ひ
)
かれたのでは、霧に乗った以上でしょう。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なよなよとした
白縮緬
(
しろちりめん
)
、青味がかった水浅黄の蹴出しが見える、
緋鹿子
(
ひがのこ
)
で年が
少
(
わか
)
いと——お七の処、
磴
(
だん
)
が急で、ちらりと
搦
(
から
)
むのが、目につくと、
踵
(
かかと
)
をくびった白足袋で、庭下駄を
穿
(
は
)
いていました。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
磴
漢検1級
部首:⽯
17画
“磴”を含む語句
石磴
磴道
磴級
磴路
西班牙磴