“硝子笠”の読み方と例文
読み方割合
ガラスがさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
電気の円い硝子笠ガラスがさが、雲の中に浮いた月のように見えた。あぶらの焼ける匂いが鼻につく。きんは、煙にむせて、四囲の障子や襖を荒々しくけてまわった。
晩菊 (新字新仮名) / 林芙美子(著)