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破牢
ふりがな文庫
“破牢”の読み方と例文
読み方
割合
はろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はろう
(逆引き)
破牢
(
はろう
)
一件が江戸表で騒がれているから、功名がおに首を持って帰るためなどでは決してない、徳川武士の道徳は、腐ってもまだこれくらいはあるということを
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いかにしても裏切り者のてまえに
天誅
(
てんちゅう
)
を加えねばと、一度長崎表でご用弁となったにかかわらず、仲間のうちの四人が決死隊となって
破牢
(
はろう
)
を企て、どこでどうかぎつけたものか
右門捕物帖:08 卍のいれずみ
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
窓はほんの
光線取
(
あかりと
)
りにして、鉄の棒を
廻
(
めぐ
)
らし
如何
(
いか
)
なる
剛力
(
ごうりき
)
の者来ればとて、
破牢
(
はろう
)
など思いも寄らぬ
体
(
てい
)
、いと堅牢なり。水を乞うて、
手水
(
ちょうず
)
をつかえば、やがて
小
(
ち
)
さき窓より朝の物を差し入れられぬ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
破牢(はろう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“破牢”の意味
《名詞》
破牢(はろう)
牢獄を破って逃げること。脱獄。
(出典:Wiktionary)
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
“破牢”で始まる語句
破牢者
検索の候補
破牢者
牢破
“破牢”のふりがなが多い著者
福田英子
中里介山
佐々木味津三
吉川英治