破格ブロークン)” の例文
そしてさも憎らしげに嫌悪の眸をまともに向け、ぶるぶる顫えて、破格ブロークンなロシヤ語に韃靼語を混ぜながら言った。——
追放されて (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
もうこうなったら文法も破格ブロークンも発音もクソもあったものではない。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
しかし補祭は、韃靼人には破格ブロークンなロシヤ語のほうが通りがよかろうと思ったのだ。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)