砲栓ほうせん)” の例文
そう云って、ヴィデの蒼白な顔が、砲栓ほうせんから離れようとしたとき、三の弾が、今度は船尾旗桿に囂然ごうぜんと命中した。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)