“砕(か)” の例文
旧字:碎
附添の女と私達とは、三人かわるがわる起きて、夜の廊下を通って、看護婦室の先の方まで氷塊(こおり)を砕(か)きに行っては帰って来て、お房の頭を冷した。そして、交代に眠った。
芽生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
氷を砕(か)いていた圓生と勢朝改め圓楽は、代わるがわる圓遊の顔を見上げて言った。
円朝花火 (新字新仮名) / 正岡容(著)