“砂音”の読み方と例文
読み方割合
すなおと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敵のいる陣ノ腰から名島の方を望むたびに、そのこうから吹きなぐッて来る北風が、かぶとの鉢金はちがねやよろい金具に砂音すなおとをたて、皮膚の出ている部分は痛いほどだった。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)