“砂嘴”の読み方と例文
読み方割合
さし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その一つは砂嘴さしを構成する砂はどこから来るかということ、二つには川口の附近に何か風位に影響すべき地物がないかということである。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
夜の十時ころだろうか、堀が海へ出るところは浅瀬で、左右の岸が、退き始めた汐の中で二条の砂嘴さしをなしている。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
一丘一砂嘴さしの突出して眼を遮るものだになし。
水の東京 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)