“石州流”の読み方と例文
読み方割合
せきしゅうりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大きな如輪じょりん長火鉢ながひばちそばにはきまって猫が寝ている。ふすまを越した次の座敷には薄暗い上にも更に薄暗いとこに、極彩色ごくさいしき豊国とよくにの女姿が、石州流せきしゅうりゅう生花いけばなのかげから、過ぎた時代の風俗を見せている。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)