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石州流
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せきしゅうりゅう
ふりがな文庫
“
石州流
(
せきしゅうりゅう
)” の例文
大きな
如輪
(
じょりん
)
の
長火鉢
(
ながひばち
)
の
傍
(
そば
)
にはきまって猫が寝ている。
襖
(
ふすま
)
を越した次の座敷には薄暗い上にも更に薄暗い
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
に、
極彩色
(
ごくさいしき
)
の
豊国
(
とよくに
)
の女姿が、
石州流
(
せきしゅうりゅう
)
の
生花
(
いけばな
)
のかげから、過ぎた時代の風俗を見せている。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“石州流”の解説
石州流 (せきしゅうりゅう)は、片桐石州(貞昌)を流祖と仰ぐ武家茶道の流派の総称。一口に石州流と言っても様々であり、初期の伝承系譜によって大きくいくつかの派に分けられるほか、地域ごとに様々なグループを形成している。さらにこれらのグループには、片桐家を宗家として仰ぐもの、慈光院を宗元として緩やかに糾合したもの、引き続き独立しているものとがある。また片桐家の菩提寺・大徳寺高林庵(大徳寺芳春院内)を宗元として諸派の糾合グループもある。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“石州”で始まる語句
石州
石州半紙